どうでもいいこと。

きまぐれでどうでもいいこと書いてます。意味はとくにありまてん。

二宮和也に学ぶアイドル学

お正月だというのに身体がだるくて仕方がない…年末年始出ずっぱりだったからですかね。

今日明日とお休みをいただき、やることもないので撮りためていたお正月番組を見ることに。そのひとつに二宮和也珍道中(本当は違う)があったんですけど、これがまぁ二宮節炸裂で面白かった!見ているうちにどんどん二宮和也という人間が好きになってくる…わたしが思う二宮さんってアイドルだけどアイドルらしからぬアイドルだと思うんですよ。

作詞作曲するし、ダンスも上手いし歌も上手い。野球をやっていたから運動神経だっていいし、頭も決して悪くない。むしろ頭の回転よすぎて引くくらいだし、バラエティ番組でも独特の発想で場を盛り上げるし、ツッコミだって申し分ない。だけどどこかやる気がない。いや、なさそうに見える。アイドルと言ったら、休みも街へくりだし、キラキラした生活を送っているのでは?と思うのに彼の場合は違う。家でゲームやっているほうが楽しい!だなんて、一般人のようなことを言ってしまうアイドル!

彼はアイドルだけどアイドルらしくない。なのに国民的アイドルオーラは消えない!という不思議なアイドル。


比較して他のメンバーはどうでしょう?

まずは櫻井さん。かの有名な大学を卒業してらっしゃるし、とてもすごい家系の息子なので品がある。(比較的、嵐の皆さんは品がありますね)ちょっと身体が硬くてダンスがぎこちないですが彼もまたアイドルオーラは存分にあります。しかしどこか残念、憎めない男それが櫻井翔

誰よりも熱いハートの持ち主の松本さん。アイドルというよりプロデューサー気質のあるアーティスト寄りな人。クールだけどどこか天然。曲がったことが大嫌いな、嵐のブレーン的存在。

典型的なおバカアイドル相葉さん。天真爛漫でいつでもにこにこしているところは、一番アイドルらしいかもしれません。でも相葉さんが相葉さんでいられるのはメンバーといる時。言い方を変えると、相葉さんの良さを引き出せるのはメンバーしかいない。不安定な人、という印象です。

天才型アイドルの大野さん。芝居も歌もダンスもズバ抜けて上手い。彼こそアーティスト気質のアイドル。最近はよく笑いますが、あまり喜怒哀楽を出さない人という印象があります。自分をあまり出さない分、心の中では様々な葛藤があるのかなぁと。のほほんとしているけど、結構頑固というか、松本さんに負けず劣らず強い人な気がします。


こうしてみると、嵐って本当にバランスが取れてるなぁと思います。

5という数字がいいとされていますが、SMAPに続く国民的アイドルは嵐じゃないかなぁと思います。きっとおじさんになっても変わらない気がします。勝手に。

話を二宮さんに戻しますが、二宮さんってありのままですよね。番組を見てて思ったのですが、偽らないというか、やりたくないことはやりたくないし、興味あることは興味ある。どうでもよくなったらさようなら〜みたいな。極端に言いますと。

だけどそれが嫌味のない、二宮和也という男がそこにあるのです。

前に三宅さんがアイドルとしてわたしが望む姿そのものと言いましたが、二宮さんは対称的にアイドルとしてそれでいいのか?!と思わせるアイドルです。しかし、二宮さんだってちゃんと本気です。芝居に対する想いも熱いし、ライブに関してももやる気は十分にあるのです。だけど二宮和也はそれを見せないのです。これはいつも通りわたしの勝手な解釈ですが、彼はその【熱い姿勢】を見せることが嫌なのではないか、と。逆に松本さんはその姿を見せたい派だと思うんですけど、二宮さんはきっと内に秘めたるものは強いものの、それを第三者に晒すことを好まないんじゃないかなぁ、、と、感じました。


嵐をやっていくにつれて、二宮さんは自分のあるべき姿を見つけたように思えます。気張らないで、疲れない程度にできるアイドル。それが二宮さんの思うアイドルのカタチなのだと。

嵐の中で一番冷静な男は大野さんではなく二宮さんな気がします。大野さんは冷静というか、ただ発しないだけという…そこが彼らしさでもあるんですけどね。


三宅さんと同じく、二宮さんも二宮和也という姿は虚像のひとつにすぎないのかもしれません。だけどバラエティで見せるやる気なさげな彼も、ステージに上がれば煌びやかなアイドルとなる。アイドルとしての想いはきっとみんな同じなんですよね。


アイドル…奥が深い。

二宮さんには頭が上がりません…誰の懐にも飛び込んでいける、人懐こさと愛敬がある。それも三宅さんと似ている気がする。


だからわたしは二宮さんが気になってしまうのかもしれない。

今後も二宮さんには目が離せそうもないです。


かっこいいぞ!にのみや!!